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モンテッソーリ教具の紹介⑵円柱さし

· モンテッソーリ,教具,プレ開講

こんにちは、Growba®モンテッソーリ・プレスクール代表・主任教師

さじ ゆきこ です。

モンテッソーリ方式では、木製の教具を使うことで子どもの知性を育んでいきます。その教具はどれも具体的で、子どもが体を使って理解できるように作られています。教具はどれもシンプルですが美しく魅力的で、子どもたちを「おしごと」へと誘いかけます。

しかしモンテッソーリ教具は一般的には馴染みがなく、知らない方には解りにくいのも事実です。このシリーズでは、グローバで用意している教具を一つずつ紹介していきたいと思います。

円柱さしの種類

円柱さしには4種類あり、それぞれ

  •  大きいー小さい(太さも高さも変化
  •  太いー細い(高さが一定で太さが変化
  •  太く短いー細く長い(太さも高さも変化し、体積が一定
  •  高いー低い(太さが一定で高さが変化

という構成になっています。

「円柱さし」の狙い

「円柱さし」には

  • 3本指でつまみを持つことは、正しい鉛筆の持ち方につながる
  • この教具も10本セットになっているので10進法の基礎になる
  • 目で見て、手で持って、大きさを感覚を通じて捉えることは、のちの算数教育につながる

という狙いがあります

使い方

小さなつまみを3本の指でつまんで外し、バラバラに置きます。次に、円柱と木枠の穴の大きさを見比べながら、元の穴へはめ込みます。

子どもにとっての興味

子どもにとっては円柱が穴にぴったりはまること、入れると円柱が見えなくなることが楽しいようです。(大人にとっても楽しいです!)

誤りの訂正

もし子どもが間違えて円柱を別の穴に入れてしまうと、最後にどうしても入らない円柱が残り、子どもは先生に教わらなくても自分で誤りに気づくことができます。モンテッソーリ教育では先生は教えない代わりに、教具が誤りを教えてくれるのです。

学習において「自分で気づく」大切さ

余談ですが「自分で誤りに気づく」のはモンテッソーリに限らず、例えば英語学習においてもとても大切なことで、誤りに自分で気づけなければ習得したとは言えません。指導者に指摘されても自分で訂正できなければ、次回も同じ間違えを犯すからです。自分で訂正できて初めて本当に「理解した」といえます。

教具の計算され尽くした設計のすごさ

それにしてもモンテッソーリ女史は、教具のあり方の設計の際には、幼児の発達段階を踏まえた鋭い観察眼で研究し、形、大きさ、重量、造りの正確さなどを改良してきたのですね。

モンテッソーリ教具を使うことで、概念だけでなく、「自律的」な姿勢も身につけることができるなんて、モンテッソーリ教具の威力を改めて感じています。

モンテッソーリ教具の魅力は言葉だけではなかなか伝わりませんが、モンテッソーリ教具の老舗ブランド「ニーホイス」の教具は丁寧に作られていて、とても美しいです。もし興味のある方は、ぜひ一度グローバにお越しになり、お手にとって感じてみてください。お待ちしています。

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