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週刊東洋経済2017.2.11「食える子」を育てる(2)

STEM(ロボットプログラミング)について

· モンテッソーリ教室,IT教育,STEM

こんにちは。
Growba®モンテッソーリ・プレスクール ITコース担当の佐治です。

前回から数回に亘り、本日発売になった週刊東洋経済の特集記事について考察をします。

特集記事はP30-P71の40ページで、大きく分けて下記のように5つのセクションに分かれています。

  1. 2020年度の教育界の「関ヶ原の戦い」(「学力」vs「考える力」が決着する?)→前回
  2. STEMについて(考える力、プログラミング、など)
  3. 英語
  4. 中学受験の地殻変動
  5. 習い事、非認知能力

今回は特集のメインテーマになっている「STEM」について意見を述べます。

世はロボットプログラミング全盛時代!

元マイクロソフト日本法人社長の成毛眞さんがLITALICOが経営するSTEM教室「LITALICOワンダー」の見学記事、LITALICO長谷川社長との対談と続きます。

週刊東洋経済の雑誌でいう「STEM」とはほぼ「ロボットプログラミング」と読み替えてもいい感じです。

小学校中学年くらい以降であればLEGOマインドストームや先般ソニーが発売したKOOVあたりのツールでも十分に遊べるようになると思いますが、記事中のところどころに出てくる2点が課題でしょうか。

  1. 親が対応できない(子どものやっていることが理解できない)
  2. 学校の先生が対応できない

元ドコモの夏野剛氏とエコノミストの藻谷浩介氏のインタビューが的を得ていて、夏野氏は「ハマる姿を子どもに見せられない親が説得できるわけがない」と。また藻谷氏は「リーダー育成と入試制度の相反性に日本人はいつ気が付くか」と提言しています。

子どもを変えたければ大人が変われ、ってことですね!

ここまでの社会の激変時代においては、大人が経験してきたこと(=常識と認識し疑ってもいないこと)をunlearning(学んでいない状態にする、捨て去る)必要があると色々な人が提言しています。今、目の前で起こっていることが正しいとするならば、目の前で起こっていることを受け入れ、対応し(足りなければそれこそ子どもに聞くなりして)勉強しましょう

ではGrowba®モンテッソーリ・プレスクールの対応は?

記事で品川女子学院校長の漆紫穂子校長のインタビューが印象的でした。
28歳の姿をイメージして子に何をさせるか考えよう

Growba®モンテッソーリ・プレスクールが「20年後にも通用するスキル」として非認知能力養成に有効なモンテッソーリを採用していることと共通しています。

漆校長は「親の”現在バイアス”がリスク」とおっしゃっておりますが、これは仕方のないことです。なぜなら我々親の世代の価値観、ひいては我々を教育してきた我々の親(=子どもたちの祖父母)世代の価値観の投影だからです。
 

それを打破するにはどうするか?

現状や周りの環境から自分たちの位置づけを考えるのではなく、自分たちがどう成りたいか、を考えることだと思います。

TEDでとても有名な植松電機植松社長の「思うは招く」という動画です。20分の動画ですがぜひ見てください。

Growba®モンテッソーリ・プレスクールが集中して取り組んでいるのはあくまで「就学前」のお子さんたちです。よって発達段階として「プログラミング」をまともに教えることは出来ません

我々が考えるSTEMはあくまでその前段の数理力を向上させる取り組みです。モンテッソーリ方式にも算数教育分野があり、具体から抽象概念が自然と身につくプログラムになっていますし、前のブログ記事にも紹介させていただいたOsmoやCubetto を使って数学や物理、プログラミング初歩を学習することも可能です。

次回は「子ども英語めぐる大論争」の話題です。

あとがき

LITALICOさんの事例とか、栄光ゼミナールの運営するサイエンス塾をみていて、理科系大学院卒くらいの人たちの新しい受け皿としてこういう塾講師とかもあるんだなあと思いました。

しかしながら問題は講師料がすごく安いんですよね。学習塾は一般企業の60%以下じゃないでしょうか。人を育てるという大切でかつ難しい教育事業に優秀な人が集まらない理由は人件費が安く買いたたかれることが大きな原因なのではないかと考えています。そしてその温床は「生徒を出来るだけたくさん一か所に集め、一方向の授業をするのが効率がよい」という学校教育の迷信(?!)に縛られているからじゃないでしょうか。

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