こんにちは、Growba®モンテッソーリ・プレスクール代表・主任教師
さじ ゆきこ です。
本日は、モンテッソーリ3-6歳クラスでのプログラミング学習について、初級段階を集団提示で行ってみたことについて、生徒側の反応や私たちの印象などを書いてみたいと思います。
モンテッソーリがカバーしていない概念
私たちGrowba®モンテッソーリ・プレスクールのメンバーは、現代を生きる子どもたちが10数年~20数年後に成人し職業を得て自分たちの生活を営んでいくために、どのようなことを学び出来るようになっていかなければならないか、ということを頻繁にディスカッションします。
その話し合いの中心はやはりモンテッソーリ教育が果たす役割について、ですが、教育理論として100年以上も前に確立されたモンテッソーリ教育がカバーしていない領域も当然存在しています。
その中の一つが「デジタル」という概念です。
デジタル概念をどう教えていくか
モンテッソーリ教育では、例えば時計の概念を教える時には、時針、分針、秒針が動く時計を用意します。これは視覚的にも「6」の次は「7」である、などを把握することが出来ますし、秒針が1周するのに60秒とちょうどよい長さです。
しかし、世の中で「時計」というと今はほとんどがデジタル時計ではないでしょうか。
当然子どもの発達過程を見ながら、ですが、モンテッソーリ教育のカリキュラムの中に「デジタル時計も時計の一つだよ」という事実を教えることは意味のあることだと思います。
ところが日本のモンテッソーリ教育においては、デジタル時計はおろか、tangibleな(手で触ることの出来る)物以外はモンテッソーリ的でない、という意味で排除することが多いです。
プログラミングの教育的意味が実は極めてモンテッソーリ的だった話
ここで、プログラミングの教育的意味について記事をご紹介します。
プログラミングツールをレッスンに入れてみました
こちらはレッスン前に動作テストをしている動画です。
画面下のボード上に、プログラムコードを現すコーディング用ブロックを置いていきます。緑色のブロックは「直進」、黄色のブロックは「左を向く」、赤色のブロックは「右を向く」をロボットに指示が出せます。
ボード場の青色のボタンを押すと、コーディング用ブロックの順番にロボットが動いていきます。
初回ということもあり、それぞれのコーディング用ブロックの色とロボットの動きの提示を行いました。
子どもたちにはここを起点として、時間のあるときに自分でコーディング用ブロックを置いてロボットを動かしながら、どうやったら自分の思った方向に動かせるかを試行錯誤して学んでいってほしいと思います。
今後ともGrowba®モンテッソーリ・プレスクールは
「モンテッソーリ×英語×IT」
を実現するべく、努力してまいります。
何卒Growba®モンテッソーリ・プレスクールをよろしくおねがいいたします。
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